からだで理解していた小山内理論
かねてより、小山内式を実践するにあたって、手ほどきをしてもらいたい、あるいはいろいろ相談にのってもらいたいという声が多くありました。
確かに小山内式は簡単だし、お金もかからないし、誰でもいつでもできるのだけれど、初心者にしてみれば、背そらしの体操は最初からはうまくできないし、ランニングもゆっくりといってもどれぐらいの速さで走ればいいのか、あるいは自分の健康状態で走っていいのか・・・などなど、個々に応じて指導してもらいたいという方が少なくないのです。
そんな方たちにとって、高岸さんはなんとも頼りになる存在です。
高岸さんがどれほど小山内式を深く理解しているか、小山内氏の信頼が篤かったか、出会いとエピソードをご紹介しましょう。
30年前の東京女子体育大学中、高岸さんは小山内理論の研究グループである「健康システム研究会」に参加し、実験を重ね、ゆっくり走ると血圧は下がるという結論を導き出しました。メンバーと共同で「運動と血圧」に関する論文も仕上げ、実践から小山内理論を学んだのです。
小山内式4原則は「目からウロコ」でしたが、納得でした。というのは、高岸さんはアレルギーがあったので、子供の頃から「冷水かぶり」を実践していたのです。子供ごころに水をかぶるとかゆいのが収まるということがわかっていたのでした。
「朝食抜き」も以前から習慣でした。試合や練習の前に、物を食べると具合が悪くなるという事実から、活動前の食事はからだによくないと、体験的に理解していたのです。
つまり「理屈はわからないけれど、からだの声をきいていた」のです。
小山内氏はそのことを知って、たいそう喜ばれたといいます。高岸さんがとりわけ目をかけられたのも、物事を本質的に理解する能力を備えていたからでしょう。
「小山内健診」とは、年に１度、小山内氏が全国の本支店をまわって約3000人の従業員を1人ずつ触診し、改善指導をするという、独自の先進的な健康づくりのシステムです。30年にわたって続けられた「小山内健診」により、従業員の健康は良好に保たれ、農林中央金庫の健保の財政は黒字を維持していたといわれます。
氏の高齢化に伴い、後継者に指名された高岸さんは、責任の重さにビビリながら、1年間小山内氏について全国各地の支店をまわりました。診察に立ちあって、健康チェックの手法などあらゆることを学んだのです。
この１年間の研修で、高岸さんはしっかりと「小山内力」を身につけ、まもなく氏から免許皆伝の太鼓判を押されました。
どこの企業もパソコンが１人１台の時代になって、ほとんどの人が肩こり・腰痛に悩まされています。とくにノート型パソコンを使う際、手前に書類を置いて操作するため、背中を丸める形になり、斜角筋が張って肩こりを訴える人が非常に多いとか。
眠れない、うつっぽいなどの不定愁訴に悩まされている中高年もふえるばかり。
そのほとんどが運動不足と、からだの使い方の偏りから発症しているとのこと。
高岸さんは、磨き上げた「小山内力」でチェックをして、必要な運動なり、生活指導をします。
そうして小山内健康づくりを身につければ、自力で健康を守ることができる、大きな可能性が期待できるでしょう。
高岸陽子さんと小山内博氏の、師弟の交流について詳しく知りたい方は、『企業の現場から１９人が語る小山内博の健康づくり』をお求めください。当ＨＰへご連絡くだされば、お送り申し上げます。
確かに小山内式は簡単だし、お金もかからないし、誰でもいつでもできるのだけれど、初心者にしてみれば、背そらしの体操は最初からはうまくできないし、ランニングもゆっくりといってもどれぐらいの速さで走ればいいのか、あるいは自分の健康状態で走っていいのか・・・などなど、個々に応じて指導してもらいたいという方が少なくないのです。
そんな方たちにとって、高岸さんはなんとも頼りになる存在です。
30年前の東京女子体育大学中、高岸さんは小山内理論の研究グループである「健康システム研究会」に参加し、実験を重ね、ゆっくり走ると血圧は下がるという結論を導き出しました。メンバーと共同で「運動と血圧」に関する論文も仕上げ、実践から小山内理論を学んだのです。
小山内式4原則は「目からウロコ」でしたが、納得でした。というのは、高岸さんはアレルギーがあったので、子供の頃から「冷水かぶり」を実践していたのです。子供ごころに水をかぶるとかゆいのが収まるということがわかっていたのでした。
「朝食抜き」も以前から習慣でした。試合や練習の前に、物を食べると具合が悪くなるという事実から、活動前の食事はからだによくないと、体験的に理解していたのです。
つまり「理屈はわからないけれど、からだの声をきいていた」のです。
小山内氏はそのことを知って、たいそう喜ばれたといいます。高岸さんがとりわけ目をかけられたのも、物事を本質的に理解する能力を備えていたからでしょう。
「小山内力」を伝授される
高岸さんは、まもなく氏の後を継いで、農林中央金庫の「小山内健診」をまかされることになりました。「小山内健診」とは、年に１度、小山内氏が全国の本支店をまわって約3000人の従業員を1人ずつ触診し、改善指導をするという、独自の先進的な健康づくりのシステムです。30年にわたって続けられた「小山内健診」により、従業員の健康は良好に保たれ、農林中央金庫の健保の財政は黒字を維持していたといわれます。
氏の高齢化に伴い、後継者に指名された高岸さんは、責任の重さにビビリながら、1年間小山内氏について全国各地の支店をまわりました。診察に立ちあって、健康チェックの手法などあらゆることを学んだのです。
この１年間の研修で、高岸さんはしっかりと「小山内力」を身につけ、まもなく氏から免許皆伝の太鼓判を押されました。
からだの不調を運動で解消！
「小山内健診」改め「運動不足度テスト」も10年のキャリアを重ね、今や高岸さんは健康管理アドバイザーや健康セミナーの講師にひっぱりだこです。
眠れない、うつっぽいなどの不定愁訴に悩まされている中高年もふえるばかり。
そのほとんどが運動不足と、からだの使い方の偏りから発症しているとのこと。
高岸さんは、磨き上げた「小山内力」でチェックをして、必要な運動なり、生活指導をします。
そうして小山内健康づくりを身につければ、自力で健康を守ることができる、大きな可能性が期待できるでしょう。
- 相談・指導内容は、次の通りです。
- 生活習慣病の予防・改善のための運動指導・アドバイス
メタボ・高血圧・腰痛・肩こりなど、改善、解消します。 - 個人に合わせた運動プログラムを作成
- アトピーや花粉症などのアレルギー症状改善指導
- 健康、生活、食事習慣に関するカウンセリングなど
指導の場所は、次の3カ所です。
★ エムツートレーナー／鍼灸スポーツマッサージ／さとう治療院
| 運動指導士 高岸陽子 | ||||
| 料金 | 初回 | |||
| ３０分 | ３１５０円 | |||
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| ●予約制。予約の際は、「運動指導」を希望とご指定ください。 こちらでは鍼灸スポーツマッサージを行っており、連携しております。 必要な場合は、マッサージ治療も受けつけます。 |
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★ クリニカメデイカ東京
| 健康相談・運動指導 高岸陽子 | ||||
| 料金 | 初回 | |||
| ３０分 | ３１５０円 | |||
| ●予約制。予約の際は、「運動指導」を希望とご指定ください。 こ診療所と連携しております。 必要な場合、診療も受けられます。 |
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★ ＫＴＣ「健康体操クラブ」
| 東京都大田区の住民によるグループが、区の健康づくりの一環として自主的に行なっている体操教室です。高岸さん指導のもとで、25年にわたって「小山内体操」を継続し、健康を守っています。 | ||||
| 東京都大田区大森「南馬込文化センター」にて、毎週金曜日 16時から1時間ほど実施。 | ||||
| 費用は１回につき1000円（含む会館使用料） | ||||
| 参加希望者は、090-5394-1313 高岸までご連絡ください。 |
| 高岸陽子のプロフィル |
|---|
| 東京女子体育大学卒業。 |
| １９７７年から１５年間、バドミントン選手として国内外で活躍（カワサキラケット株所属）。 |
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ヤマハ（株）バドミントンコーチングスタッフとして携わる傍ら、東京ＹＭＣＡ講師、都立多摩スポーツ会館相談員をつとめる。 現在、企業内の健康セミナー講師、実技指導、健康管理アドバイザーをつとめる。 |
| 主な研究論文に、小山内理論を知るきっかけとなった『多摩スポーツ会館における健康体力づくり教室への参加が体重、皮下脂肪厚及び血圧に及ぼす効果』（千葉大学体育研究 共同研究）がある。 |
高岸陽子さんと小山内博氏の、師弟の交流について詳しく知りたい方は、『企業の現場から１９人が語る小山内博の健康づくり』をお求めください。当ＨＰへご連絡くだされば、お送り申し上げます。
（文責 高木亜由子）
２０0９年１２月２８日
２０0９年１２月２８日
●このコーナーに関するご意見、ご質問をお寄せください。
小山内博の健康づくり全般に関するご意見も承ります。
●「トピックス」は、皆様との意見交換の場としたいと思っております。